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前腕切断クロスカントリースキー選手への滑走用義手製作

目的

 

滑走用義手を使用する事により両ストックによる推進動作と滑走速度を経験すれば、片ストックによる滑走時においても合理的な推進力を得ることが出来るのではないか。
また、健常者の試合にも参加できるのではないか。
(但し、障害者の試合ではルールにより義手の使用はできない)

N選手は、切断側の左肩関節と左肘関節作用筋群の筋量が、健側と比較して少なかった。これは、3歳時に左前腕を切断後、左上肢を使用する機会が少なかった事によるものと思われました。

前腕切断の場合、肩関節に作用する筋は切断されておらず、また、肘関節に作用する筋は多くが残存しているため、肩関節と肘関節の筋機能の低下は機械的負荷の低減によるものと考えられます。

従って、左上肢に対する筋力トレーニングを行なうことにより、パフォーマンスの向上が考えられました。

また、N選手は腰痛を訴えていました。
この腰痛は、健常側のみのストックワークによる滑走により、体幹が常時右側に傾いた状態にあったことによることも考えられました。

両ストックによる滑走動作と、左上肢の筋力トレーニングにより、今後の腰痛予防になることも期待されました。


製作した前腕義手は、カーボン繊維積層による薄型軽量ソケットに、ストックを握って操作できるハンドを取り付け、懸垂はアッパーXシステムを用いました。
(ハンド部は(株)今仙技術研究所が製作、前腕部の製作には専門学校日本聴能言語福祉学院義肢装具学科が協力)

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